ひたすら走っていた時期がある。
毎日4.5kmを走る。大体25〜30分ペースで
意識ができるだけ自分に集中しないように、外界に逃そうと
ある時イマジナリー女王様が降りてきた。
日によってはご主人様にもなる。
私は今、命令に従って走り続けているのだ、という妄想と錯覚である。
ただ走っているだけだと、なぜ走っているのかわからなくなる。
目的があって、達成する意義があって、向こう側には人がいる。
この呼吸の苦しさはきっと尊敬する誰かによって支配されている、と考えて走る。
そうすれば、どれだけでも走れる気がした